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|尿中のたんぱく質の量を調べる検査には、定性検査と定量検査があります。

尿の悩みを解決!

尿蛋白の検査


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腎臓の機能が正常なら血液中の蛋白質(たんぱくしつ)は、腎臓の糸球体(しきゅうたい)でろ過された後、大半が尿細管で再吸収され血液中に戻るので、尿中に排泄されるたんぱく質は微量になります。


しかし腎臓や尿管などに障害が起こり機能が低下すると、多量のたんぱく質が尿中に漏れ出してしまいます。


尿蛋白検査では、尿に含まれるたんぱく質の量を調べ、腎臓などに異常がないか調べます。


尿蛋白検査方法には、定性検査定量検査があります。


一般の健康診断で行われる尿蛋白の検査は定性検査で、採取した一定量の尿に試薬や試験紙を入れ、変色の度合いによって蛋白質の有無を調べます。


定性検査では検査結果が(-)(+-)(+)(2+)(3+)(4+)となり、試験紙の色が濃くなるほど数値が高くなり蛋白の量が多いことを示します。


定性検査尿蛋白が認められた場合に、再検査として定量検査を行います。


定量検査では、1日分の尿を採取して尿中に含まれている蛋白質の量を調べます。



●基準値で健康な場合


・定性検査

試験紙が変色せずに陰性(-)


・定量検査

尿蛋白の量が1日100mg以下



●異常値で何らかの病気が疑われる場合


・定性検査

陽性(+)(2+)(3+)(4+):尿中に蛋白質が出ている。数値が大きいほど重度。


陽性(+-):何らかの異常の疑いがある。


・定量検査

尿蛋白の量が1日100mgを超える場合は、異常値とされ病気が疑われます。



●疑われる病気

尿蛋白陽性を示したときに疑われる主な病気は、慢性糸球体腎炎や膀胱炎などの尿路感染症です。


尿蛋白数値が高いほど悪い症状の可能性が高いです。


またネフローゼ症候群や腎硬化症などの疑いもあります。


ネフローゼ症候群は定性検査で蛋白が(4+)以上、定量検査で1日3.5g以上出ることもあります。


このほかに膠原病(こうげんびょう)や金属(水銀・鉛)中毒なども考えられます。


妊娠中尿蛋白が出た場合は、妊娠中毒症が疑われます。

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