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|尿蛋白の原因は大きく4つに分けられ、症状としては大きなたんぱく質アルブミンが尿中に排泄されてしまいます。

尿の悩みを解決!

尿蛋白の原因と症状


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尿検査で、尿に蛋白(タンパク)が一定以上混じると尿の蛋白が陽性になります。


尿蛋白が陽性になる原因は腎前性、腎性、腎後性に分けて考えられます。


症状としては通常尿中に排泄されない大きなタンパク質のアルブミンが尿とともに排泄されてしまうものです。


他に起立性蛋白尿という身体の重大な病気では無い場合もあります。



●腎前性蛋白尿

腎臓そのものには異常がなく、血液が腎臓に来るまでの間に異常があり、血液中に小さな蛋白の増加がおこり、尿細管での蛋白の再吸収能力を超えることで蛋白尿が生じます。


急性および慢性の感染症や悪性腫瘍、膠原病の活動期などで見られます。



●腎性蛋白尿

最も一般的に見られる腎実質性疾患における蛋白尿は、ほとんどこの型に属します。


・糸球体性蛋白尿

もっとも一般的に尿蛋白が陽性になる原因がこの糸球体性蛋白尿です。


通常アルブミンのような大きな蛋白は糸球体を通常通過することができませんが、糸球体の血中のタンパク質を尿へ排泄しないようにしているフィルターが破壊されると、大きな蛋白が糸球体を通過し、尿に蛋白がでてしまいます。


原因は糸球体腎炎や糖尿病性糸球体腎症、糸球体に病的な物質が沈着して起こるアミロイド腎症などがあげられます。


・尿細管性蛋白尿

通常、糸球体ではろ過できないような小さな蛋白は、再び尿細管から体内へ吸収しています。


尿細管に病変があると、小さな蛋白が再吸収できなくなるので、尿へ蛋白がでてしまいます。


原因はカドミウム中毒やビタミンD中毒、フェナセチン中毒、などで起こることがあります。


また腎移植後の拒絶反応などでも見られます。



●腎後性蛋白尿(破綻性蛋白尿)

腎臓よりあとの尿路(尿管・膀胱・尿道)のいずれかに障害が起こると尿に蛋白がでてしまいます。


原因は尿路のいずれかの炎症、腫瘍、結石などで、前立腺炎や膀胱炎などで起こります。



●生理的蛋白尿

生理的な変化で尿中の蛋白が基準値以上を示しますが、腎臓自体は正常です。


機能的蛋白尿ともいわます。


・起立性蛋白尿

立っている状態や歩行時にのみ尿に蛋白(たんぱく)が出てしまいますが、横になって寝ているときには尿に蛋白(たんぱく)が混じることはありません。


健康な学童の約5%にもみられるとされ、特に5歳を超えた思春期のやせ型で筋肉薄弱の子どもに多くみられます。


これは立つことにより背骨が腎静脈を圧迫して起こるものだと考えられています。


成長するにつれて尿中に蛋白はでなくなります。


・運動による蛋白尿

激しい運動をした後や入浴後に尿に蛋白がでることがあります。


もちろん病気ではありません。


・その他

妊娠や月経前後、精神的なストレス、発熱時、蛋白質の過剰摂取、精液や膣分泌液の混入などにより、一時的に尿蛋白が陽性になることがあります。


また健康体の痩せている男性は、尿中に蛋白が出ることがよくあります。

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